おまとめローン・債務の一本化について
最近、多重債務状態になっている方をターゲットにして大手消費者金融や、
嘆かわしいことに、銀行などでもおまとめローンを「商品」として取り扱っています。
違法業者の一本化など論外です。ある外資系の銀行は新聞広告・ラジオなどで広告をかなりの規模で展開しています。
私はおまとめーローンには絶対に反対です。
知識のあまりない多重債務者を食い物にしています。
その広告ではアメリカでは多数の借入先をまとめてまとめる事が盛んに行われていると喧伝しています。
そもそもアメリカにはグレーゾーン金利はありません。法律が異なりますので、アメリカの事情をそのまま日本にあてはめる自体おかしいのです。
一番問題なのは、まとめてしまえば、まとめる前の借入先を対象にして任意整理・特定調停を行っていれば債務の減額ができたかもしれないのに、
まとめてしまえばそれができなくなることです。減額の機会を自分で放棄するようなものです。
また、任意整理・特定調停をすれば将来の金利は0%になるのが通常です。
また、取引が10年以上の方なら債務がなくなって過払いになっているかもしれない方は「本来はない債務」を支払う事になります
おまとめローンはそうした事を説明せず、減額の機会を失わせ、まとめた膨大な債務に利息制限法ぎりぎりの利息をつけて返済させます。
おまとめローンはあくまで「商品」です。
任意整理・特定調停で債務が減額できた上で、利息が0%になり、取引が長ければ債務がなくなり過払いが戻るかも知れないのと、
減額をせずに返済して、まとめた金額に利息制限法ぎりぎりの利息をつけて返済しなければいけないのとどちらが賢明でしょうか?
任意整理・特定調停・過払い金というものを知らないだけなのです。知っていればそんな「商品」には手を出さないでしょう?
まとめる前に司法書士・弁護士に相談下さい。

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